スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。

今日は想念による原因と結果の法則について、

掘り下げてみましょう。

 

原因と結果の法則とは、

想念が現実を生み出し、

人生を形作っていく

という根本的な原理です。

 

人間は想念という

心の中に思い浮かぶ考えによって

自分自身を構築し、

目の前の現実を引き寄せています。

 

この法則の基盤には、

この世に起こるすべてのことには

必ずその原因がある

という考え方があります。

何事にも意味があり、

偶然というものは存在しない、

ということです。

 

自分に起こる出来事は、

自分自身が蒔いた種が

その結果として現れているのです。

 

そのようにさせているのは

自分の思考や習慣です。

それらが半ば無意識のうちに

種を蒔いています。

これらが因果応報となって、

人生をつくり出しているのです。

 

この法則を理解することで、

自分が発する想念の力を

認識することができます。

 

たとえば、

「お金が欲しい」と

常に考えている人は、

いつまでたっても

お金は手に入りません。

なぜならその人は

「お金が欲しい」状態を

望んでいることになってしまい、

結果として「お金が足りない状態」を

自ら招いているからです。

 

ですから、

「お金がない」と嘆くのではなく、

「大金が手に入って嬉しい」

というポジティブな表現に

変えていかねばなりません。

このように想念を通じて

現実を好転させていくことが

重要なのです。

 

目に見える現実ではなく、

自分の想いが

現実をつくっていきます。

ですからいまの現実世界に

囚われていてはダメなのです。

まずは思考や習慣を

変えていきましょう。

 

宇宙にはルールがあります。

しかし、決まった未来などは

何一つありません。

それを決めているのは、

実は自分なんです。

 

逆に言えば、

何の原因づくりもしないのに

いきなり結果が出ること、

努力もしていないのに

結果がポンと出る

ということはありません。

 

ときどき、

そういうことも結構あると

反論してくる人がいますが、

それはこの世の短い時間の

枠組みだけを見ているからです。

 

実際には、

前世や前々世において蒔いた種が

長いスパンを経て、今世に

報いとして現れることもあります。

 

それが良いものであろうと

悪いものであろうと、

引き起こした原因はすべて

自分自身によるものである、

ということです。

 

これは前世のせいにしろ

という意味ではありません。

すべては自分の想いや行いに

起因しているものだということ、

その点をしっかりと

理解してほしいということです。

 

想念による原因と結果の法則は、

スピリチュアルの中心的な考えです。

想念、つまり自分の考えや習慣を

見直すことによって

それは人生を好転させる力を

持っているのです。

 

では、また。