スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。
スピリチュアル三原則
第2の法則である
「想念の波長による親和性の法則」
について深堀りしていきましょう。
「想念の波長による親和性の法則」とは、
自分が普段考えていることに加えて
実は人間には無意識においても
常に発している想念があり、
それらの想念が出す
波長に合ったものが
近寄ってくる という法則です。
つまり、
普段の思考や感情が
似たエネルギーを持つ人や出来事を
引き寄せるのです。
これは、私たちの人生に
大きな影響を与えるものです。
たとえば、
誰かを騙そうとする想念を持てば、
その波長に共鳴する人々が
近寄ってきます。
結果として、
自分自身が騙されるような状況に
陥ることもあるでしょう。
同様に、
「お金がない」とか「不幸だ」と
常に嘆いていれば、
その波長が貧困や苦難を
引き寄せてしまうのです。
逆に、
前向きな気持ちで日々を過ごせば、
心地よい環境や幸せな人々との
出会いが増えていくのです。
ですから、皆さんには
ぜひこの法則を日々意識して、
人生をより良い方向へ
導いていってほしい
と、思っています。
その鍵ともなる
仏教の教えに
「慈悲喜捨(じひきしゃ)」の精神
が、あります。
特に「捨」という概念は
自らの内面を整理し、
想念の波長を整える
重要な役割を果たします。
「捨てる」というのは
何も物理的な物だけを
指すわけではありません。
私たちは無意識のうちに
多くの執着を抱え、
それがネガティブな波長となり、
好ましくない出来事を
引き寄せてしまうことがあります。
そこで「捨てる」ことによって、
心の不要な囚われを取り除き、
純粋で静寂な想念へと
変えていくのです。
最近は「断捨離」や「掃除力」といった
考え方が注目されていますが、
これは単に物を捨てるだけではなく、
元来は精神的な浄化も
意味しているのです。
心の中を整理し、
静寂な波動を作り出すことができれば、
自分と接する人々にもその影響が及び、
周囲の環境までも調和へと
向かわせることができます。
メルマガ読者の方の中にも
カウンセラーやヒーラーになりたい人が
いらっしゃると思いますが、
カウンセラーやヒーラーが
心の静寂を保つことで、
相談者の心も穏やかになり、
癒されていくのです。
これは親和性の法則が働いている
典型的な例です。
技術やテクニックを使わずとも、
静寂な心を持つだけで
周囲の人々に
良い影響を与えることができる。
これは、真の癒しの力です。
心が静寂であり、
煩悩にとらわれず、
澄んだ想念を発することができるか。
それが、
自分自身の人生を好転させるだけでなく、
周囲にも良い波動を広げるために
必要なことなのですね。
では、また。