スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。
前回から続いて重いテーマではありますが、
自殺について考えます。
中年期における
自殺の原因とは何でしょうか。
仕事でのトラブル、
病気の悩み、
借金問題などが挙げられます。
自殺に至る人の人生を
冷静に振り返ると、
自業自得な側面があったり
そこまで思い詰める必要のない
ケースもあるでしょう。
しかし、これらは
第三者だから言えることで、
その辛さは味わった人でなければ
完全には理解できないものです。
自殺を未然に防ぐためには、
月瞑想やELコーチングなど
西川独自のメソッドの
ベースとなった考え方である
仏教の「八正道」、
その中でも特に
「正見」が重要です。
「正見」とは、
自分自身を正しく見ること、
物事の因果律を理解し、
現在の自分を客観視することです。
これができれば、
問題点が自然と明確になり、
次に取るべき行動も見えてきます。
仕事のトラブルに悩む人は、
コミュニケーション能力の
不足かもしれません。
職場だけでなく、
家庭や友人との素直な交流が
できているかが大事です。
妙なプライドや過剰な自尊心が
素直なコミュニケーションを
阻害してしまうことがあります。
次に、病気の問題です。
順風満帆な人生の中で
初めて挫折を経験したことから
病気になる場合や、
逃避の手段として病気を
作り出しているケースもあります。
こうした病気の多くは、
自分自身が原因となっていることが多く、
負の連鎖に陥っていると言えます。
借金問題も同様です。
感情をコントロールできず、
経済的な計画が
狂ってしまった結果です。
こういった負の連鎖から
抜け出すために必要なのは、
運命を受け入れる潔さです。
ここで言う「潔さ」とは、
間違いや過ちを認め、
懺悔し、反省することです。
濡れ衣を着せられたときでも
恨むことを諦め、
自分にできることを
冷静に行っていくことです。
家族や身近な人がいれば、
あなたの死によって
悲しむ人がいるはずです。
たとえ、すべてに
見放されたと感じていても、
霊的な存在たちはあなたを心配し、
応援しているのです。
この世とあの世の仕組みを理解すれば、
この世での魂の修行を放棄することが、
あの世であなたを応援している人たちに
どれほど悲しみを与えるかが
分かるでしょう。
まずは潔く反省し、
人生の再建という
茨の道を選ぶことです。
その茨の道こそが天国への道です。
安易な道は地獄へと通じています。
それを理解してください。
目を閉じ、
心を調和してみてください。
丸く平和な心を持つことで、
たとえ何も持たなくとも
大きな愛に包まれていて
幸せであると感じることが
できるはずです。
では、また。