スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。
4月が始まって
1週間ほどが過ぎましたが、
マスコミによると
4月入社の新人社員が
すでに代行屋を使って
退職するというケースが
報じられていますね。
西川は、そのこと自体に
どうのこうの言うつもりは
ありませんが、
「やりたい仕事が見つからない」
という悩みは、
多くの人が抱える問題です。
しかし、
この状態が長く続くと、
転職を何度もくり返してしまうとか、
フリーターやニートといった
状況に陥ることもあります。
スピリチュアル的に見て
こういった問題、悩みの背景には
魂の特質や過去世からの影響が
深く関わっていることがあります。
たとえば、
過去世で僧侶、神父、研究者、
あるいは戦士のような職業に
就いていた場合、
平和で穏やかな現代社会との
相性が良くないことがあります。
活躍できる場所がなかったり
見つからなかったりするのです。
その結果、
情熱を持てる仕事を見つけるのに
難しさを感じて、迷ったり
停滞してしまうこともあります。
しかし、
やりたいことが見つからない
という感情の背景には、
仏教の言葉では
「増上慢(ぞうじょうまん)」という
心の毒が関与していることもあります。
本来、「増上慢」とは、
悟りに到達していないにもかかわらず、
悟りを得たと勘違いする
慢心を指します。
この概念は、
日常生活にも当てはまります。
たとえば、
何かを少しやってみただけで
自分の能力を過信し、
それ以上深く取り組むことをしないとか
または、すぐに飽きてしまい
継続できないような場合です。
こういったとき、本当の問題は
「やりたいことがない」のではなく、
「忍耐力や努力を継続する力が
不足している」ことなのかもしれません。
ですから、このような心の癖を理解し、
自分を謙虚な目で見つめ直すことが
重要です。
そして、
魂を整えるためには
「言葉の力」を活用してみましょう。
たとえば、
「こだわりを捨て、
世の中に役立つ仕事であれば
継続して謙虚に励んでみる」
といったスローガンを掲げ、
自分に言い聞かせてみてください。
そうやって自分の魂に
正しい癖付けをしていきましょう。
言葉には魂を導き、
行動を変える力があります。
自ら掲げた目標に基づいて、
小さな習慣を積み重ねていくことで、
自分の魂が本当に求める方向性が
見えてくるはずです。
「やりたいことが見つからない」
という状態は、
ある意味で魂の課題と
向き合う機会とも言えます。
過去世の影響や心の癖を受け入れつつ、
現代における新たな役割を
見つけていくことが、
あなたの成長と可能性を
引き出す鍵になることでしょう。
では、また。