西川隆光です。

今年2023年もあと3カ月を切りました。

こういったちょっとした節目を

利用して、皆さんもぜひ

今年の目標の進捗状況や

これまでのことを振り返って

いただきたいと思います。

 

そして、もし

うまく進んでないと感じたら

マイナーチェンジを図るとか、

計画の点検をしてみましょう。

 

それらと併せて

ぜひやっていただきたいのは

「心の五毒」の点検です。

 

心の五毒とは

仏教の教えで

「貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)

慢(まん)・疑(ぎ)」

という5つです。

 

貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)の

三毒というのは、

比較的知られていると思います。

これらは仏教において

克服すべきものとされる

もっとも根本的な3つの煩悩です。

 

この三毒に、

慢(まん)・疑(ぎ)という

2つを加えたものを

心の五毒と呼んでいますが、

いずれも克服したい煩悩です。

 

これらを定期的に

点検していくことが

なぜ大事なのかというと、

これをすることで

自分の魂の傾向を

つかむことができます。

そうすると、

自分の魂のどこが弱いのか、

どんなところで

つまずいているのか、

それらも分かります。

 

まずはそういった点を

はっきりさせて、

その修正に取り組んでいく。

そしてやがては

心の五毒の排除へと

向かっていきたいものです。

 

今日からは改めて

この「心の五毒」について

ひとつずつ、意味の説明と

その対処法を考えていきましょう。

 

最初の「貪(とん)」というのは、

貪り(むさぼり)の心

と、いう意味。

欲深く、ものを欲しがるようなことです。

 

具体的には、

「ああしてほしい」

「こうしてほしい」と言ってばかりの人。

 

もしくは、

「なんでこうしてくれないのか?」

「どうして私の思うようにしてくれないの?」

といったように、

相手に多くを求めすぎる人。

 

これらの貪欲な心が

あなたの中にないかどうか

チェックしてみてください。

 

そしてもし、この貪りの心を

あなたの中に見つけてしまったら、

どう対処すればいいでしょうか?

 

それは、ズバリ

「足るを知る」こと。

与えられた環境に感謝して

生きる気持ちを持つことです。

 

よく、自分には何もない、

と、おっしゃる方が

いらっしゃいますが、

本当にそうでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

 

あなたには

家族や友人はいませんか?

健康な体はありませんか?

ないものに目を向けるのではなく

いま与えられているものに

焦点を当てるようにしましょう。

 

与えれば与えられる、

というのが

スピリチュアルの法則です。

まずはあなたから

精いっぱいの愛と感謝を

人に与えていきましょう。

 

その次の「瞋(じん)」とは

どういう意味でしょうか。

あまり聞きなれない言葉、

感じだと思いますが、

これは

「憤り(いきどおり)」の意味、

つまり、怒りの心です。

 

すぐに切れてしまう短気な心、

いつもイライラして

落ち着きのない心、

八つ当たりをしてしまう心なども

含まれています。

 

特に毎日忙しく

過ごしている方は

要注意です。

なにしろ

忙しいという字は

心を亡くす

と書くくらいですから

ついつい忙しさにかまけて

何をするにも雑にもなり

心もイライラして

人に当たってしまいがちです。

自分はそんなことはしていないか、

チェックしてみましょう。

 

そして、

この憤りへの対処法は、

いくつかありますが、

とても簡単で有効なのが

「顔施(がんせ)をする」こと、

つまり、

人に笑顔を与えることです。

 

顔施とは、和やかな笑顔で

人様に接することを

意味しています。

 

たとえあなたがいま

不幸であったとしても

先に笑顔になるのです。

「笑う門には福来る」というように、

幸せは笑顔から始まります。

 

そもそも

和やかな笑顔を浮かべた人に

不快な気持ちを抱く人が

いるでしょうか?

 

幸せだから微笑むのではなく、

微笑むから幸せになれるのです。

ぜひ、あなたの最高の笑顔を

周囲に与えてください。

 

そして、続くのは

三毒の最後にあたる

癡(ち)ですが、

これは「愚かしい」という意味で、

智慧のない状態を指します。

 

正確には

「真理を知らない愚か者」、

「無明(むみょう)」の

意味になります。

 

これについては

現代の生活においては

愚痴の多い人になっていないか、

というとらえ方をすると

いいのではないかと思います。

 

いつも愚痴を言っていないか

もしくは行動において

いつも同じ過ちをしてしまわないか、

それを点検してみましょう。

 

もし、

これらに思い当たるようなら、

まず、その原因を考えてみてください。

 

そして、この対処としては

当然のことですが、

やはり智慧が必要です。

聡明になり、

先が見えるようになると

愚痴が出ることも

なくなってくるはずです。

 

ここは少し頑張って

教養や品格を身に着ける

そんな努力をしてみましょう。

自助努力の心ができてくると

「癡」は消えていきます。

 

ぜひトライしてみてください。

 

4つ目となるのは

「慢(まん)」です。

これは

「増上慢(ぞうじょうまん)」ともいって

「おごり高ぶること」を意味します。

慢心していないか、

うぬぼれる気持ちはないか、

偉そうにしていないか、

そんなところを点検してください。

 

これに加えて

人に対して上から目線で

物を言っていないか、

高飛車な態度をとっていないか、

自慢話ばかりをしていないか、

その辺りも含めて

チェックしてみましょう。

 

では、この

慢心の心への対処法は

どういったものがあるでしょうか。

 

それは「謙虚さ」です。

常に謙虚で慎ましやかな態度を

とるように心がけてください。

 

そして

徳を積みながら生きる

という気持ちを

大切にしましょう。

たとえ周囲の人には

評価されなかったとしても

天使や守護霊は必ず

見てくれていますよ。

 

最後の「疑(ぎ)」 は、

疑心暗鬼の「疑」です。

つまり、人を疑い、自分自身も

信じられない気持ちのことです。

 

信じる気持ちを持つことは

案外難しいことです。

特に過去にトラウマがあって

それが原因で

人を信じ切れなくなっている場合は

なおさらだと思います。

 

そんなときは、

その人の心根の部分(仏性)、

「真我」を信じるようにしてみましょう。

本来は素晴らしい魂なのだと思い、

その人のいいところにだけ

フォーカスしていく。

簡単に言えば、

人の粗探しをしないで、

常に長所を発見していくことです。

 

そしてあなた自身もまた

自分の欠点ばかりを気にして

卑屈になったりせず、

自分の良い部分を信じることです。

なぜなら自分自身を

ポジティブにとらえられる人は

他人に対しても同様に

前向きに考えられるからです。

 

さて、

ここまで3回にわたって

心の五毒の点検と、

その対処法について

考えてきました。

 

あなたには

いま現在思い当たること、

もしくはつい陥りそうな

心の毒というのは

ありましたか?

 

心の五毒は身を滅ぼすとも

言われていますが、

これらは簡単に

なくなるというものでは

ありませんし、

そもそも、どんな人でも

多かれ少なかれ

持っているものです。

 

これらがすべてなくなるのは

いわば理想の姿であり

そこになるべく近づいていこうと

努力するところに意味があります。

逆に五毒がまったくなければ

この世で魂修行をしなくても

いいということに

なってしまいます。

 

こういった機会に

ぜひ定期的にチェックをして、

自分の魂の傾向をつかみ、

弱い部分があれば

修正をしていくよう

頑張っていきましょう。

 

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