西川隆光です。
虐待やDVといった暴力が
常に身近にあるという方からの
ご相談について
考えていきましょう。
その方のこれまでの人生に
暴力が常について回るのは
自らが
「私はいじめられる。
私はDVを受ける」
という前提を持って
生まれてきているから、
というお話をしました。
人というのは
ひとつのシステムみたいなもので、
そのシステムの定義を書き換えない限り
同じことがくり返されます。
つまり、この「私は暴力を受ける」
という定義を書き直さないと
いけないのです。
しかしまた、
人というのは追い込まれると
願うことすらできなくなるものです。
それでも、
スピリチュアルでは、
光は大事、
希望は大事、
愛は大事だといいます。
それはなぜかといえば、
人の魂はそれらを
エネルギーとして
動いているからです。
いじめや暴力といった
負のエネルギーでは
決して動かないのが
人の魂なのです。
こういった魂が
光や希望や愛といった
活発に動くエネルギーを
取り入れるためには
自らが未来に対して
希望を抱かないといけません。
それをしないと
自分が前提として考えていることが
また襲ってきてしまいます。
そもそも、その暴力に満ちた
人生を書き換えるために
生まれてきているのです。
今のシチュエーションを通して
その前提を書き換えなさい、
あなたはもっと
世のため人のために
活動できるのですから、
ということを言われているんです。
難しくても、
強烈な過去は手放して、
どうなりたいのか考え、
それを神様にお話ししましょう。
いつも安心安全がほしいと思っている
ということは、
それは裏を返すと、
いつも安心安全がない
ということになります。
まだ恐れているし、
周りを気にしている状態です。
いつまでもその状態では
結局負の輪廻をしてしまいます。
まずはメンタルブロックを外して
そこを考えられなくなることが
第一歩として大事です。
思考をチェンジして、
前提を書き換える。
そして、目標に向かって
真っすぐ進めるようになったら
その時はもう何も
起こらなくなっているはずです。
ここでのポイントは
3つあります。
もし、そのように考えてしまったら、
「違う、違う」といって
思考しなおすこと。
もし、そういう言葉が出てしまったら、
それも「違う、違う」といって
「私はこうなりたい」と言い直すこと。
そして、もし
ちょっと気弱な態度が出てしまったら、
「大丈夫、何も怖くない」と言い聞かせる。
つまり、
体(態度)、言葉、思考という
身口意の3つが重要なのです。
この3つを意識して
浄化していけば
いつのまにか必ず
悪い状況が消えていきます。
同じような境遇にある方は
ぜひ参考になさってください。