スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。

ゴールデンウィークが終わり

なんとなく憂鬱な気分の人も

いるかもしれませんね。

長い休みが終わると

再び日常に戻ることに抵抗を感じる、

そんな人は少なくありません。

 

これは、いわゆる

「サザエさん症候群」とも呼ばれる

現象の一種です。

日曜の夕方にテレビで

『サザエさん』を見ると、

「もうすぐ月曜が来る」と実感し、

憂鬱な気分になる人が

多いことから名付けられたそうです。

 

たくさん寝たはずなのに

却って疲れているとか、

楽しかった日々からの

切り替えがうまくいかず、

心が重くなり、

なぜか不安を感じる

そんなことが起こりがちです。

 

これらを引き起こす原因は

さまざまなことが考えられますが、

そのすべての根底にあるのは

ネガティブな感情です。

そして、これらを

うまく乗り越えていくために、

大きな力を発揮するのが

瞑想です。

 

瞑想は、心を静め、

エネルギーを整え、

今この瞬間に意識を戻すための

強力なツールです。

終わってしまった休みという

過去に執着するのではなく、

「今ここ」に

焦点を合わせましょう。

そうすることで、

休みの間に養ったエネルギーを

内側で循環させるのです。

きっと次のステージへの移行が

スムーズになるはずです。

 

そして、

少し自分だけの時間が

とれるのであれば、

この機会に

魂の休息のためにも

これまで自分が生きてきた奇跡を

振り返ってみる、

内観の旅に出てみては

いかがでしょうか。

 

これは、瞑想のように

静かな場所で一人になり、

心を落ち着けて、

これまでの人生における

「プラスの行い」と

「マイナスの行い」について

振り返ってみるというものです。

 

プラスの行いとは、

親や兄弟、友人、同僚など

周囲の人々に対して、

自分は何をしてきたのか、

何を与えてきたのかを

考えることです。

 

感謝の気持ちを持つだけでなく、

それを実際に言葉や行動で

表してきたかどうかも

振り返ることが大切です。

なぜなら、そうしなければ

相手に伝わらないものだからです。

 

一方、マイナスの行いとは、

嫉妬や自己卑下、

劣等感などを抱いて、

それによって

誰かを傷つけたり、

愛や信頼を

奪ったことがなかったかを

見つめ直すことです。

行動に移さないまでも

そのような邪な心を

抱いたことはなかったか、

振り返ってみてください。

 

次に

この心の中の思いや行いを、

金銭貸借対照表のように

プラスの行いは貯金

マイナスの行いは借金として

考えてみましょう。

これによって

自分の人生が

どのようなバランスにあるのかが

理解できます。

 

これが実際のお金なら、

一日も早く借金を返そうとか、

貯金をもっと増やそうと

深刻に捉えるでしょう。

しかし、心の中の貯金には

少しルーズになっていませんか?

 

ぜひ一度

見つめ直してみてください。

 

では、また。