西川隆光です。

 

先日たまたま

目にしたニュース記事によると、

かつては1億総中流とも言われた

この日本が、

今回のコロナ禍で、

戦後始まって以来

経験したことのない、

富裕・貧困の二極化に

直面しているそうです。

 

飲食や旅行ができないことで

富裕層はお金の使い道がなく

預金になって溜まっていく一方、

仕事がなくなることで

非正規労働者を中心に

貧困層の所得環境はますます

厳しいものになっている。

さらに、女性の自殺率が

昨年よりも8か月連続で

増加していることも

この二極化と関連があるのではないか、

そんなことが書かれた記事でした。

 

アメリカやヨーロッパでは

以前から問題になっている

経済の二極化ですが、

いよいよ日本でも

他人事ではなく、真剣に

考えるべき時がきているようです。

 

二極化については、

実は、先日も皆さんから、

いま地球の二極化、魂の二極化が

話題になっているが

西川はどう思うか、

というような質問を受けました。

 

西川は

「二極化」と一言で言っても

いくつかあると思っています。

 

いつの時代もそうですが、

時代のトレンドの風を

読むのがうまい人というのは

いるものです。

そういう方はまさに「機を見るに敏」、

状況や時期を素早くつかんで

しっかりと見極めて行動していきます。

そういう人たちは

俗にいう「勝ち組」の人に

なっていくでしょう。

 

「スピリチュアルは愛」なので、

これはあまり言いたくない現実ですが、

残念ながら、まずこのような

勝ち組と負け組の二極化というのが

あると思います。

 

もう一つは

生き方の違いが二極化していくと思います。

これは僕らが習っている色に例えれば、

赤的、紫的なものと緑的なものに別れる、

というもの。

光のプリズムでいうと両極みたいな生き方が

クローズアップされてくると思います。

 

赤というより紫的ですが、

いわゆるこれまでのような

封建的な社会も続いていくでしょうし、

その一方で緑的な、

無為自然に生きる人たちも

たくさん増えていく。

どちらかの二極になっていくでしょう。

 

先程の勝ち組、負け組が縦の二極化としたら、

生き方は横の二極化ともいうべきもの。

 

生き方の二極化とともに、

悲しいことに収入的な二極化も

同時に起こってくる。

これは考え方もすべてそうだと思いますが、

どちらの側につくか。

それでいろいろなことが変わってきます。

 

スピリチュアル的にいうと

天国と地獄みたいなのものもありますが、

これはそういうのとはまったく違い、

多様化の中の二極化なのかな、

という気がしています。

 

では、また。