スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。
当たり前のことですが
人の数だけ人生があります。
西川のように
破天荒ともいえる
山あり谷ありの激動型
という人生もあれば、
比較的浮き沈みの少ない
堅実な人生を
歩んでおられる方も
いることでしょう。
人によっては
平凡な人生は
つまらない、
もっと刺激のある人生が
欲しかったと
おっしゃる方も
いらっしゃいます。
激動型の人生は
一見派手ですし、
私自身も若い頃は
そこから学ぶことも多く、
素晴らしいのだと
思っていたことがありました。
よく働き、よく遊び、
羽目を外しながらも
プライドを持って生きる。
そんな人生に
酔いしれていたのかも
しれません。
しかし、
スピリチュアルな世界観に
気づいてからは、
それは幼稚な考えであり、
行き過ぎであると
思い知らされました。
平坦な人生を送れる人は
凄いなと西川は思います。
もちろん、
どんな人生を送るかは
その人の自由ですが、
根本において
曲がらず、まっすぐに、
平凡で平坦な人生を
送ることができるのは
理想的なように思います。
なぜなら、
そのように生きていくには
「胆力」という名前の
愛の心が必要だからです。
胆力とは
物に動じない気力、
怖れたりしない精神力。
それらはすべて
愛の心からくるものです。
本当に愛深き人生観が
身に付いている魂の人は
意識することはなくとも
よく学び、
よい人間関係を築き、
結果を積み上げていく人生を
歩んでいくものです。
よく学ぶことは
自分の身になるだけでなく
周囲や世の人々のために
その知識を有益に
活かせるでしょう。
よい人間関係を築くことは
自分にも相手にもプラスですし、
愛が深いからこそ
良い伴侶にも恵まれ、
末永くその関係を
維持していくことも
できるのでしょう。
こういった魂の方は、
それが
自分にとっても
他人にとっても
愛ある行為だということが
無意識のうちに
わかっているのだと思います。
絵にかいたような
平凡な人生はつまらない
と思われるかもしれませんが、
平坦な人生を
送り続けるには、
それを維持するだけの
人並外れた強い意志と
忍耐力が必要なのです。
そして、そのためには
胆力という
愛深き人格が
どうしても必要になるのです。
究極的には、平凡こそ
素晴らしいのだと思います。
平凡で常識的な人になるため、
愛深き人格を形成するため、
そこに至らない魂たちは
人生における苦難や
困難を用意して、
そこでさまざまな
魂の学びをしながら
平和で中道な
バランス感覚を
鍛えているのではないかと
思うのです。
これこそが
魂の器を大きくしていく
王道だと思います。
現実生活において
平坦で平凡だということは
ぶれない自分があるからです。
ですから、
世のため人のために
役立つことができるのですね。
では、また。
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