西川隆光です。
今年も残り半分、
歳を重ねてくると
年々時が過ぎるのが
早く感じるようです。
「ジャネーの法則」といって
この現象を説明した
法則があります。
時間の心理的な長さは
年齢に反比例するというもので
50歳の人にとっては
1年は人生の50分の1ですが
5歳の子どもにとって
1年は人生の5分の１
つまり、50歳の人の1日は
5歳の人の10日に該当する
というものです。
そうやって考えるなら
無駄に時間を過ごしてしまうのは
実にもったいないと思いますよね。
ある調査によると、
人は年間150時間も
探し物をしているそうです。
これは無駄な時間以外の
何物でもありません。
断捨離や片付けについての本が
注目され続けているのも
こういう無駄な時間をつくらないように
するためでもあるでしょう。
また最近では
コスパならぬ「タイパ」
（＝タイムパフォーマンス）という言葉も
よく使われるようになりました。
かけた時間に対する満足度、
というような意味なのでしょう。
何でもかんでも
作業効率とか
利益率とかだけを
優先するのは
あまりにもギスギスして
なんだか行き過ぎのようにも
思えますが、
しかし、たとえ
どう生きようとも、
この世での人生は
ほんのわずかな時間
であることには
ちがいありません。
かつて
「マネジメント」などの
著書で知られる
経営学者の
ピーター・ドラッカーは
「時間は希少な資源である」
と語り、
タイムマネジメント
（時間管理）の重要性を
訴えていました。
ビジネスにおいて
タイムマネジメントは必須
と言われて久しいですが、
確かに成功したビジネスマンなどは
同じ1日24時間を生きているとは
思えないほど、どんどん
仕事をこなしていたりします。
これは時間密度を高める
圧倒的な集中力、
情熱の濃度のちがい
ではないかと思います。
この「時間は資源」ということを
スピリチュアル的に
捉え直してみましょう。
あの世には時間という
概念はありません。
違う時間を生きている者同士が、
同時に存在できる空間、
それが
４次元以降の世界観です。
私たちはなぜ
この世に生まれてくるのか。
それは、この
「有限な時間」という中で
魂修行をするためです。
この世という
３次元の世界において
私たちは与えられた
限りある時間で
どれだけ濃い
充実した人生を送り、
生き切ることができるのか。
それが、
守護霊や指導霊や神様たちが、
私たちを見守ってくれている
大きなポイントでもあります。
常に明るい未来、
ビジョンを見据え、
どんな心の状態で、
この世の人生を
終えたいのかを
イメージして
今というこの瞬間を
大切に生きていきましょう。
では、また。
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