少し前から
「ととのう」という言葉を
よく聞くようになりました。
これは「サウナ―」と呼ばれる
サウナの愛好家たちから
使われるようになった言葉で、
サウナ、水風呂と温冷交代浴を
何度かくり返していくと
ランナーズハイのような
爽快な感覚が得られて、
それを「心身がととのう」と
表現するそうです。
これが心臓などの肉体に
どんな影響があるかは
分かりませんが、
少なくともこれによって
脳内ホルモンのオキシトシンや、
神経伝達物質のセロトニンが
上昇することは
確認されているのだそうです。
これらの物質は
別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、
ストレスを緩和したり
精神を安定させる効果があると
いわれているものです。
この「ととのう」という方法が
特にビジネスパーソンを中心に
流行している背景には
まちがいなく
現代社会のストレスの多さ、
という問題があります。
しかし、実際には
その問題はまったく改善されず
現代の日本においては
まだまだ、心というものは
軽視されている気がします。
結局、心というものは
他人にはどうしようもありません。
自分の心をコントロールできるのは
この世に自分しかいないのです。
ですから、日々心を磨くよう、
気をつけていかねばなりません。
また、
霊体の中心である心と
密接な関係があるポイントに
ハートチャクラがあります。
ハートチャクラは、
幽体の胸の部分にあり
感情が乱れると、
このハートチャクラが
詰まってしまいます。
特に、
怨恨からくる怨念や、
失恋などの深い失意、
やるせない怒り、
止まることのない不平不満、
トラウマになるほどの
人間不信などは
要注意です。
感情の乱れからくる
ハートチャクラの滞りは、
うつの原因になったり
神経症や関節痛、
アレルギーやアトピーなどを
引き起こすことがあります。
ですから、
このハートチャクラも
整えていきましょう。
ハートチャクラを整えるには、
心の五毒を取り除いていく
反省エクササイズが有効です。
たとえば
欲を抑え、足るを知ろうと
思ってみることや、
怒りを抑えて、
鏡の前で素の自分を映しだし、
にこやかに微笑んでみること、
満たされないことに
腹を立てるのをやめて、
その原因を考え、
不足している知識や智慧を
習得してみようと思ってみること、
高飛車な考えを捨てて、
謙虚になろうと
自分に言い聞かせてみること、
損して徳取れという発想で、
もう一度人を信じてみること。
これらのことを、
反省エクササイズとして
少しの時間でいいので
やってみてください。
おそらく、
ハートチャクラが
ぐるぐると回りだしていくような
爽快感が味わえるはずです。
ハートチャクラを整えることで、
発する波動が穏やかになり、
いい意味での
引き寄せ効果も出てきます。
ぜひ、やってみてくださいね。
では、また。
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