西川隆光です。

以前、金融庁の試算による

「老後2000万円足りない問題」が

話題になったことがあります。

 

西川のところにも

金銭的な不安に関する

ご相談は後を絶ちません。

 

この先果たして自分は

「普通の生活」を

送れるだろうかと

不安を訴えてくる

中年以降の方のご相談も

たくさんあります。

 

でも、

この「普通の生活」という言葉

ちょっと曖昧だと思いませんか?

 

世の中には年金20万円で

十分暮らせる人もいれば、

月収100万円が普通だと

考える人もいます。

人によって「普通」の基準は

まったく違います。

 

少し前のメルマガで

「お金が欲しいなら、

未来のビジョンを持て」

というようなお話をしました。

借金に追われていたり

日々のサバイバルばかりを

考えている人には

今日明日を暮らせる分しか

お金がもたらされないからです。

 

この現象は潜在意識と

深く関わっています。

実は人間には、

自分が目標とするレベルの

7〜8割で満足してしまう

習性があるのです。

つまり、無意識のうちに

「このくらいでいいか」と

現状に甘んじてしまうのですね。

 

特に、

金銭的な不安を抱えて

ご相談に来られる方の多くは、

この習性が顕著のようです。

心の中では

「これくらい稼ぎたい」

と望んでいても、

潜在意識ではその6〜7割で

「よし」としてしまっている、

潜在意識にそんな癖が

ついているように思います。

その結果、

常に望む金額には届かず、

残りの3〜4割の

「足りない」という不安が

常につきまとう悪循環に

陥ってしまうのです。

 

その人にとっての

「普通の生活」という

生活レベルは

潜在意識が決めています。

そして、

一度決まってしまうと、

なかなか変えられません。

 

事業が大成功して

裕福になった人が、

その事業が傾いたからといって

すぐに生活レベルを

落とせないのも同じ理由です。

 

では、どうすれば

この、つきまとう不安から

逃れられるのでしょうか。

 

まずは、

自分にとって

本当に望む世界について

しっかりと見つめ直すことです。

漠然とした

「普通の生活」ではなく、

「具体的にどのくらいの収入で、

どんな場所に住み、

どんな生活を送りたいのか」を

明確にイメージしましょう。

 

そして、その目標を

少しだけ引き上げてみるのです。

自分の思うところより

120%くらい上の

目標を立てるのです。

 

そうすることで

たとえ目標の7〜8割で

落ち着いたとしても、

現状維持ではなく

望む未来へ一歩

近づくことができます。

 

不安の正体は、

未来がぼんやりと不明確なこと

にあるのです。

自分の未来には

具体的にいくらのお金が必要で

どうやってそれを手に入れるのか

意図的に決めていくことで

漠然とした不安は

解消されていくでしょう。

 

まずは、自分の中の

「普通」の基準を見直すことから

始めてみてください。

 

では、また。