西川隆光です。

今日のテーマは「親子関係」です。

家庭内暴力というのは

何も配偶者だけに

限ったことではなく

親子の間でも起こります。

 

先日も、8歳の娘に

満足に食事も与えず

娘の治療費の費用として

保険金をだまし取ったという

母親が逮捕された事件が

ありましたが、

このように直接暴力という

手段に出なくても、

さまざまな方法で

幼児虐待は起こり得ます。

 

実は西川のところにも

虐待まではいかなくても

「娘を愛せない」といった

お悩みでいらっしゃる方もいます。

子どもを持ったことで

自分のキャリアが台無しになった、

そう考えるような方もいます。

 

少し前に

「親ガチャ」という言葉が

流行語になったことがありますね。

親にも当たりはずれがある

ということを

何が出るか分からない

カプセルトイ「ガチャ」に

重ねてつくられた言葉です。

その逆に「子ガチャ」

ということもあるとか。

 

こういう言葉を使う人は

「親やその環境を自分で

選ぶことはできない。

人は生まれながらに

運命が決まっている」

というような刹那的な考えを

持っているのでしょう。

 

しかし、ここで

スピリチュアルが分かる人なら

「親は自ら選んで生まれてくる」

ことを知っています。 

 

もしかしたら、

そうでない方は

「わざわざ自ら虐待する親を

選んで生まれてくるはずはない」

とおっしゃるかもしれません。

 

しかし、そういった

「親ガチャ」のような考えのもと、

そこで自ら成長することを

諦めてしまったら、

今世での魂修行を放棄したも

同然ということになります。

 

そして、

スピリチュアルを学ぶ私たちは

「親になる人とはあの世で

約束を交わして生まれてくる」

ことも知っていますし、

さらには、

「縁ある魂同士が

親子になったり

兄弟になったりしながら

お互いに向上を目指して

修行している」

ということも知っています。

 

親を選ぶということは、同時に

その家系も選んでいることで、

肉体のDNAはそれで決定します。

 

しかし、

DNAにはもうひとつ、

魂としてのDNAもあります。

その整合性というものが

ある程度必要となるため、

まったく自由に親や家系を

選んでいるのではありません。

 

そこには、

三世に渡る魂の計画、

前世からの課題、

今世の目的、

魂としての使命、

といったような

さまざまな要素を考慮し、

その結果、

この環境が最適だということで

その親を選んで来るのです。

 

ということは、 

もし、いま現在の

自分の人生がうまくいってなくても

その理由を、親や

その環境のせいにはできません。

なぜなら、それらはすべて

自己責任で選んで来ているからです。

 

いま一度、

スピリチュアルな思考に基づき

親子関係というものを

よく考えてみることも

大切かもしれませんね。

 

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