西川隆光です。

 

皆さんは

「袖振り合うもたしょうの縁」

という諺をご存知だと思います。

ここではあえて平仮名で

書いてみましたが、

「たしょう」という漢字を

「多少」だと

勘違いされている方が

とても多いように思います。

 

この漢字、正しくは

「他生」と書きます。

これは他の人生、

つまり前世や過去世なんです。

 

過去世のなかで

ちょっと出会っていたくらいの

ご縁のことを

「袖振り合うも多生の縁」

と、言うんですね。

 

袖を振り合う程度でも

過去世で会っていたって

すごいことですよね。

そうであるなら、

今生で結婚した相手とか

何年か付き合った相手とか

そういった方は

過去生からとても深い

ご縁があったということに

なります。

 

皆さんはよく

「彼は運命の相手ですか?」とか

「運命の相手を見分けるには

どうしたらいいのですか?」とか

「運命の相手」という言葉を

耳にしたり、使ったりすると思います。

 

その「運命の相手」というのは

その人の記憶、それも

アカシックレコードレベルにまで

刻まれたご縁のこと。

それが、次に生まれ変わっても

なんとなく出会うものなんです。

 

西川はいつも

運命の相手というのは

一人じゃなくて、

どんな人にでも5人はいる

言っているのですが、

たとえばあなたが

これまでの人生で

深くお付き合いした人とか

関わった人の中で

印象に残る人ベスト5を

考えてみてください。

 

要は死に際になっても

その人と付き合った記憶が

良くも悪くも刻まれているような人、

そういう人がまた次の

運命の相手になっていくのです。

 

そして、もし

その印象に残る5人の中に

3人の嫌な人がいるとします。

するとまた

次に生まれ変わったときに

その嫌な人が

現れてきてしまうので

注意が必要です。

 

たとえば

ご主人からDVを受けていた女性が

その人とようやく別れられたのに

次にまたDVっぽい男性と

一緒になっていたりするケースが

実は結構あります。

 

これはやはり

強く記憶に

刻まれてしまったもの

それがマグネットのように

引き寄せてきてしまうんですね。

 

ですから、

こういったことを

なくすためにも、

この記憶を感謝と気づきという

二つのエネルギーに

変換していってほしいんです。

 

「あなたと出会えて

ありがとう。

あなたと出会えたおかげで

これはいらないという

気づきを得ることができ

とても学べました」

 

というような、

感謝と気づきのエネルギーに

ぜひ変換して、

なるべく記憶を

ポジティブなものに

書き換えましょう。

 

そうすることで

またいい縁が巡ってくるので

苦すぎる恋の記憶は

ポジティブな記憶にしてあげる、

きちんとした別れ方を

してあげるということは

大切なんですね。

では、また。

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