スピリチュアルカウンセリングでの感想として、

西川はこれまでたくさんの

恋愛相談を受けてきましたが、

その中には

「元の彼とまた交際したい」といった

復活愛、復縁というものもあります。

 

このお悩みを訴える方のなかに時々、

依存気の強さを感じることがあります。

いわば、前の恋愛、元の恋人への

依存症のようなものです。

 

依存症には、「ドーパミン」という

神経伝達物質が関わっているそうです。

ドーパミンという脳内ホルモンは

「脳内に快感と多幸感をもたらす」もので、

楽しいと感じたときに分泌されます。

 

しかしストレスが強くかかった状態では

このドーパミンのシステムが

異常に活性化されて

常により強い刺激を欲しがるようになり、

そこから依存癖を

引き起こしてしまうそうです。

 

たとえば「ギャンブル依存症」を

例にあげると、

一攫千金のようなギャンブルは、

確かにかなり刺激的です。

勝ち負けが決まるまでは

緊張もしますし、

ストレスもかかります。

その後に大きく勝ったら

興奮もするでしょう。

そんな刺激を求めて、

つい通ってしまい、

その結果として、止められない、

いつも自分を刺激的な状態に

置いておかないといられなくなる…。

そんな負の循環が起きてしまうのです。

 

そして、同じように

恋愛依存症というのもあると

西川は思っています。

その恋愛、その恋人と

つながっていることに

頑な執着心を抱いている、

そんな人のことです。

 

良かった時の恋を懐かしむとか

そういうレベルではなく、

完全に執着している場合です。

 

こういう方にとっては

その恋愛をしていたときの状態が、

とても刺激的で

忘れられないものであって、

どうしてもその状態に

もう一度戻りたいと

考えてしまうのではないでしょうか。

 

恋愛体質とか愛情が深い人だと

感じられなくもないのですが、

もう、それがすべてになっている。

そんな人の心の状態を見ると

本人はストレートな愛情と思っていても

実は自分本位な愛着心だったりします。

 

いい恋愛とは、

お互いが自立した考え方を持ち、

お互いを理解し合えること。

与え合うことができる状態です。

つまり、

「常に見返りを求めずに、

与えていくこと」であって、

「欲しい、欲しい」というものでは

ないのです。

 

そもそも何かに依存しなければ

生きていけない状態に

なっていること自体が

まちがいの始まりです。

 

たとえば、すでに失恋して

二人の関係が終わっていたり

もしくは初めから

片思いであったとしても、

陰から相手を見守り、

その人の役に立つ行動をし続け

見返りを求めない。

 

そんな自分の気持ちは二の次で、

相手の幸福のみを

考え続けることができれば、

それは本質的な愛の姿、

神様の愛ともいえるものです。

 

恋愛依存にならないのはもちろん、

少しでも愛の本質に近づけるよう

精進していきましょうね。

 

では、また。

 

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