あなたは今、スピリチュアル鑑定に興味がありますか?でも、具体的にスピリチュアル鑑定ってどういうものなのだろう?また、占いとどう違って、霊視や霊能者とは何が違うのだろう?と思っていませんか。

そんな悩みにお答えし、また偽物と本物の霊能者の違い、そして、あなたがそもそもスピリチュアル鑑定を受けたいという思考の根底にある悩みへのヒントをお届けします。

スピリチュアル鑑定とは?

「スピリチュアル」という言葉は、すっかり日常的に使われるようになりました。もともと英語で『霊的な;魂の』という”spiritual”が日本で独自に広まった用語です。

日本では、占いやオカルトと似たものというイメージを持つ人もまだたくさんいます。中には、うさんくさいもの、詐欺の手口、といったネガティブな捉え方もあって、さまざまです。

スピリチュアルでは、見えない世界の話を扱います。

「わたしのオーラは何色だろう?」

「前世でどういう人生を送っていたのかな?」

「守護霊がどんな人なのか知り合い」

常識では考えられない、証明が困難なことに人は惹かれます。神の存在や、未来がどうなるのか、知りたいという気持ちがあるからです。

見えない世界をキーワードによりよい人生のきっかけを作ってくれるのが、スピリチュアル鑑定です。一般的なカウンセリングでは、仕事や家庭の問題、生き方の悩みについて、現実的に解決する方法をアドバイスしてくれます。もし人間関係で悩んでいるなら、相手とコミュニケーションで気をつけること、距離の置き方など、実際に役立つアドバイスをメインに相談にのってくれるのです。

一方で、スピリチュアル鑑定では、そうした現実的な対処のしかたの話もしつつ、より本人の無意識や魂レベルのテーマを掘り下げていきます。人生の意味や自分に求められている使命など、より大きなテーマを取り扱う場合も多いのが特徴です。

「なぜ自分は生まれてきたのだろう」

「私たちが、親子や夫婦になった意味とは?」

「本当の自分になるためにどう生き方を変えればいいの?」

スピリチュアル鑑定では、こうした一人ひとりの内面に深くかかわるテーマを、見えない世界の力を使った『道しるべ』を示していきます。職業としてスピリチュアル鑑定をおこなっている人は、スピリチュアルカウンセラーと呼ばれています。また、霊能者と呼ばれる人たちも広い意味で、スピリチュアル鑑定を通して相談者をサポートする仕事です。

カウンセリングで使われる能力やテクニックは非常に多彩です。相手のオーラや過去・現在・未来を見る霊視能力だったり、守護霊や先祖霊から相談者に必要なアドバイスを引き出す第6感のちからだったり、占いというツールを使いながら霊感で相手に必要な情報を伝えたり。スピリチュアル鑑定を通して相手を癒やす、ヒーリングも含まれます。

さまざまなアプローチがありますが、根っこには相談者へのあたたかい思いや、人間らしく輝く人生になってほしいという応援の気持ちにあふれているのです。

本物の霊能者とは?

一般の人よりも特別の能力を与えられた霊能者。高次元の世界のメッセンジャーとして使命を果たすには、常に日頃から言動を正して、人のために尽くそうという姿勢が見られるものです。

霊能者というと恐い存在、叱って当たり前というイメージを持つ人もいますが、本物の霊能者ならまず相手がポジティブな気持ちになるようにアドバイスをします。霊能力を授かっていることを過信せず、世の中のために役立てたいという気持ちが自然とあらわれるからです。

霊能者には、大きく分けて高級霊と呼ばれる高次の存在のサポートを受けて活動するタイプと、低級霊と呼ばれる次元の低い存在にとらわれて自分の利益にこだわって活動するタイプの2つがあります。本物の霊能者は、常に自分の魂を磨いて、高次な存在とつながり、自分よりも他人、世俗的な利益よりも人々の心や魂に寄り添うことに価値を見いだします。必要以上にお金に執着したり、高圧的な態度で相談者をコントロールしようとしたりする霊能者は、低次の霊とつながっていて、世のため人のための活動はできていないと思っていいでしょう。

霊能者の本物と偽物を見分ける方法には、次のポイントがよく挙げられます。

1.相手を怖がらせたり、威圧したりしない

偽物の霊能者のスピリチュアル鑑定でありがちなのが、

・先祖供養や水子供養をしないと幸せになれない

・悪霊が憑いているからお祓いをする必要がある

・前世や来世についてやたら話してくる

・現実的な解決法で納得させようとする

などです。

本物の霊能者は軽々しく先祖や水子が浮かばれないといった発言はしません。特別な供養が必要というのは、亡くなった霊に対して失礼な話でもあるからです。そして、聞かされた相談者は真実かどうか判断がつかないため、ただ不安におちいってしまいます。

また、前世や来世についても具体的な話は控える場合が多いです。とくに前世はスピリチュアル鑑定に興味がある方なら、どんな人生を送っていたのだろうと知りたくなるはず。ですが、多くの人は、前世の話に引っ張られてしまって、現実の今を生きる大切さを忘れやすくなります。もし自分が有名人の生まれ変わりだとしたら、変な自信を付けてしまって、この世で生きる意味はどうでもよくなるかもしれません。一方で、前世で良くないことが続いたからこの世では決まった生き方をしないと幸せになれないと思い込んでしまうかもしれないのです。本物の霊能者は、見えない世界の力を使いながらも、前世や来世を強調しないと思っていいでしょう。

また、人生相談や心理カウンセリングでも答えられるような、ありふれた現実的な解決方法ばかり答えることもありません。高次元の霊からメッセージを受けて、日常生活でどう生きていけばいいかといったアドバイスはあります。ですが、金運や恋愛運、結婚運のような相談者にとってキャッチーな話ばかりする霊能者がいたら、明るい話ばかりしていないか、反対に不安ばかりあおっていないかを見きわめることが大切です。

2.態度が大きく、尊敬できない

霊能者より前に、ひとりの人間として人間性を磨いているか、謙虚な気持ちがあるかをチェックしましょう。

相手を言いくるめるような威圧的な口調や、話しかけづらい態度を取ったり、他の霊能者や他人の人生を批判するような話をしたり、人として尊敬できない霊能者は本物とはいえません。

また、自分に付いている神や霊を自慢する、歴史上の有名人が前世だとアピールする、自分の師匠や霊的な修行を話して高圧的な態度を取る、といったようにスピリチュアルな世界で優位な立場になろうとする霊能者も偽物といえるでしょう。

霊能力を使っているはずなのに、質問への答えが毎回ちがう、適当な答えではぐらかそうとする場合も同じです。

3.人間として尊敬できるか

「尊敬」というと大げさに聞こえますが、人として温かみがある、親身になって相談にのってくれる、しぐさや言葉づかいに信頼感がある、など、ごく当たり前のことです。

ただ、偽物の中には詐欺師のように最初から人を騙そうとしてやさしく甘い言葉をかけてくる場合も。芸能人の弱みにつけ込んで、途中からどんどんお金を請求していった、というニュースもときおり世間をにぎわせます。最初は本物かどうかわからないかもしれません。ただ、距離感が近くなるにつれて、多額のお金や商品の購入を求めるようになってくれば、要注意です。

ある程度、スピリチュアル鑑定を受けないとわからない部分もありますが、本物か偽物か、「お金」が一つの基準になってくるのは間違いないでしょう。

スピリチュアル鑑定で知っておいてもらいたいこと

霊能者はさまざまなアプローチで見えない世界とつながります。また、相談者にベストなかたちでメッセージや解決法を伝えられるように、いくつかのテクニックを組み合わせることも珍しくありません。

占いもスピリチュアル鑑定の一つです。誕生日や名前、道具を使って相手の運勢をみるとき、占い師もある種の霊感や霊能力を使っているからです。

占いをもっと広げて、見えない世界をフルに利用したスタイルがスピリチュアル鑑定といえるでしょう。スピリチュアル鑑定では、オーラやチャクラ、前世を見たり、潜在意識に働きかけるヒプノセラピー療法を使ったり、ときには宇宙のエネルギーとつながって相手をヒーリングしたり、相談者の悩みや不安を軽減して解決へと導く手法を使います。

そのため、スピリチュアル鑑定では自分自身の過去、現在、未来や現実で直面している悩みの対処法を相談するのがおすすめです。スピリチュアルでは、自分自身がこの世の中をどう捉えるかを重視します。一つの物事でも、良い面もあれば悪い面もあるように、物の見方の偏りを正していくのも大切なスピリチュアル鑑定の役割です。

悩みの相手を変えるために受けるというよりも、自分自身がどうすれば気持ちを安定させて幸せになれるかを大切にします。そのため、仕事や家庭、恋愛の悩みでも、現実的な捉え方をとおして、自分がどういった人生を送りたいのか、魂が成長できるのか、をサポートしてくれるのです。

無料スピリチュアル鑑定は、本物とは程遠い

いきなりスピリチュアル鑑定を受けるのはハードルが高い、という方のために、無料でおこなっている霊能者もいます。まとまった鑑定料が必要なら、自分のイメージしているカウンセリングと大きなズレがないか、まずは無料試してみたいというのは自然な気持ちといえるでしょう。

ただ、あくまで無料スピリチュアル鑑定は「試供品」です。化粧品でも本格的にお肌に効果を出すまでには、試供品で肌に合うとわかったら、商品を購入してじっくりと取り組まなければわかりません。それと同じで、無料の場合、あくまで霊能者との相性を見るためのもの。

それに、スピリチュアルの世界では、与えたエネルギーに対してそれ相応のエネルギーが返ってくるといわれます。つまり、本格的に悩みを解決するくらいの相談内容なら、それに見合った「お金」というエネルギーを支払って、スピリチュアル鑑定をしてもらうということ。もし、無理に無料にこだわりすぎると、霊能者が本当におこなっている鑑定がわからないばかりか、受け取った以上の対価をちがったかたちで支払うことになるかもしれません。

未来を開運していくには?

霊能者は、高次元の存在から受け取ったメッセージを受け取って、相談者にとって耳の痛いこと、受け入れづらい答えを伝える場合もあります。それは、相手を不安にするためではなくて、ときには相手の状態を読み取った厳しい態度が必要と判断すれば、現実を直視する鑑定内容になることもあるためです。

現状を打ち破って、大切な未来を明るくするには、まずスピリチュアル鑑定のメッセージを素直に受け止めて、アドバイスを実践してみましょう。ときどき、自分の納得する答えを聞くまで、霊能者を渡り歩く人もいますが、それは自分の信念にこだわりすぎているから。そこに至るまでの思考や感覚、現実でのやり方が誤っていたからこそ、今悩みが複雑になって、立ち止まっているのです。

せっかく霊能者にスピリチュアル鑑定を受けるのなら、ぜひ現在の状態や今後の運勢についてクリアな気持ちで受け入れてみましょう。自分には合わない、もっと簡単なやり方があるはず、と思わずに、素直な気持ちで一度変化にトライしていくと、不思議に目の前が開けてくるはずです。

まとめ

これからスピリチュアル鑑定を受けようとしているあなた。もっとも大切なのは、いま見えている世界や状況、環境をひとまず素直に受け入れてみること。その上で、霊能力者の力を借りながら、よりより生き方につながる方法を試してみることです。

本物の霊能者なら、きっとあなたの悩みに寄り添って、スピリチュアルな力を使いながら今あなたがなすべきことをアドバイスしてくれます。不安をあおったり、上から口調で納得させようしたり、といった心配はありません。

悩みを解決したい

もっとよりよい生き方をしたい

そうした気持ちを大切に、自分が成長できるヒントとしてスピリチュアル鑑定を利用してみてください。きっとまっすぐな気持ちで霊能者の言葉に耳を傾ければ、明るい未来を引き寄せられるはずです。