先日少しだけ

悪魔祓いの話をしましたが、

悪魔の願いというのは

不幸な人を増やすことです。

 

家族に憑依体質がいる場合、

気をつけねばならないのは、

妻や夫や子供が

悪態をついているのではなく、

憑いている者が

こちらの痛い部分を

えぐってきているのかも

しれないということです。

 

その狙いは、家庭崩壊とか

離婚、自殺などを引き起こすこと。

世の中に不幸の種を

蒔いているのです。

 

また、これは

かなり昔の話になりますが、

両親と同居されている

独身女性の

ご相談を受けたことがあります。

 

その方のお父さんは

当時70歳近かったのですが、

いわゆる酒乱で、

それもかなりひどく

家族に当たり散らすので

時には家族中が避難しないと

いけない始末でした。

 

その女性は、いつかお酒を飲んで

暴れだしたお父さんが

お母さんを殺してしまうのではないかと

真剣に心配していました。

 

そこで、西川は

お父さんの写真を見せてもらい、

霊視したところ、

やはり、地縛しているご先祖が

憑いていました。

 

そして、それはたまたま

お父さんの背後に

仏壇が写っている写真でしたが、

まるでその仏壇を中心に

家中がひとつの霊的磁場を

形成しているようでした。

見えたのは一人や二人では

ありません。

 

霊的な障りというのは

確かにありますが、

この方の家のように

伝統ある因縁の場合、

そう簡単に解決できません。

 

すでに家全体が

強い霊的磁場になっているので、

お祓いなどは通用しません。

邪霊と化している

ご先祖を救うには、

根気よく説得していくしか

手がありません。

 

そして、一番問題なのは

この相談者の女性が

親を思うあまりに

結婚もせず、

自分の人生を

諦めてしまっていることでした。

 

先祖供養について

考えてみたときに、

最高の先祖供養とは

何かといえば、

現世で生きている子孫が

幸せに暮らしている姿を

見せることなのです。

 

この方の家のように

先祖が成仏できず

父親は悪霊邪霊のようになり

家中の波動を荒くしているなら、

そこに必要なのは

希望に満ちた波動です。

 

家族一人ひとりが自ら積極的に

明るい波動を放ち、

その生き方や考え方で

不成仏霊を

撃退していくのです。

 

自らが変わることによって

周りも変わっていく

というのは、

スピリチュアルな法則です。

 

自らの中に希望を掲げ、

勇気と前向きな人生観を持って

生きていくならば、

守護霊や、良き先祖など支援霊の

他力が及ぶところとなり、

その家は変わっていきます。

 

お釈迦様の言葉に

「自灯明」というものがあります。

自らを灯火にして

自分をよりどころにせよ、

という意味です。

 

まさにこの「自灯明」となって

周りを照らしていくことが

大事なのですね。

 

では、また。

 

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