スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。

新年度の始まりですね。

まずは、新たに

入学や就職された皆さん、

おめでとうございます。

 

日本人にとって

春は美しい桜も咲き、

新たなスタートの時期

ということで

多くの人が

ウキウキした気分になるものと

思われますが、

その一方で、

春には心の病を

抱えてしまう人も多い

という現実があります。

 

その原因の一つは

まさに年度がかわる

出会いと別れの季節には

人間関係をはじめ

いろいろな変化がつきもの。

それに起因するストレスが

引き金となって

鬱になったり

引きこもりになったり

心の健康を害するのです。

 

実際に自殺者の数を

月別に見ていくと、

毎年春の訪れを感じる

3月頃から増えはじめ、

4月、5月の自殺者は

年間でもっとも

多くなっています。

 

鬱の時には、慌てて

転職をしてはいけない

と言いますが、

それは冷静な判断が

できなくなっている場合が

多いからです。

 

そうした際は、

焦って治そうとはせずに、

まずは、心の平安を

取り戻すことです。

 

そのためには、

思考や思いの

修正をすること。

反省をして

否定的な自分の思いを

修正していくことです。

 

皆さんも「諸行無常」という

言葉をご存じのはずです。

これは仏教思想の根本にあるもので、

この世に永久不変なものは

何ひとつもなく、

すべての事物は一瞬の間でさえも

変化をくり返している、

という意味です。

 

特に現代のような

情報が溢れかえる世界では

常に変化していくものを

追いかけながら

生きていくのは

容易ではありません。

 

日本が鬱社会なのは

国民性もあるでしょうが、

情報化社会が行き過ぎたために

周囲の人たちの考えに翻弄され、

自分を見失うことに

原因があるように思えます。

 

日本では周囲の人の

意見に合わせ、

人と同じ行動をすることが

よしとされる

同調圧力がとても

強力だからです。

 

そこで

「諸行無常」という、

大昔から日本にある考え方を

思い出してください。

 

この世のすべての事柄、

肉体も物も、情報さえも、

そのままの状態に

留まることはありません。

 

すべては刻一刻と

移り変わっているのですから、

それをストレスに感じ、

余計な物や情報に執着して

振り回されることには

何の意味もないのです。

 

まず、

「こうあるべき」といった

執着心を捨てる。

常に自分自身の物差しで

事物を測るようにし、

本当に必要な物や情報は

何なのかを考えながら

シンプルに生きることを

心掛けてみましょう。

 

そうすることで、

精神的な混乱や不安が

軽減されていきます。

 

心の中にある

余計な荷物を降ろし、

身軽になると、

きっと世の中が少し

明るく見えるはずです。

 

幸せになるために、

心の中にある執着心を手放し、

「足るを知る」ことで、

心を軽くしていきましょう。

 

では、また。

今日もお読みいただき、ありがとうございます!

西川からの直接の情報はこちらからどうぞ

西川隆光の個人セッションはこちらからどうぞ

詳細はこちら