スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。

 

前回に続いて

今日も「子育て」について

話をしてみようと思います。

 

子育ては、

人生の大半を費やすほど

長年にわたるもの。

さまざまな形で

自分の持っているものを

分け与えながら

子供を育てていくことは

もちろん簡単なことではなく、

苦労がつきものです。

 

特に、

子供が幼い頃ならばまだしも、

いわゆる反抗期に入る頃には

子供も自分自身の考えを

持つようになってくるので、

子育ての難しさ、厳しさを

実感される方も多いようです。

 

子供が幼いときというのは

いわば親子の蜜月時代。

子供もまだまだ甘えたい盛りで、

小学校低学年くらいまでは

親にべったりの子供もいます。

 

このころの子供はまだ幼く

理屈では親を負かすことができません。

何か親を困らせるようなことをしても

「ダメ」と親がちょっと叱れば、

それで済むことがほとんどです。

 

しかし、反抗期になると、

そうはいかなくなります。

親にべったりだった子でも

少し距離を置くようになり、

反抗的な態度をとりはじめます。

 

このころになると

子供の口から出る言葉といえば

「うざい」、「ほっとけ」。

 

「宿題あるでしょ。勉強したら?」

「うぜー、ほっとけ」

と、いつもこんな感じで

親子の会話も激減。

だんだん理屈も覚えてきますし、

時には親が口で負けるようなことも

でてきますから、

そうなるとついつい親の方も

感情的になってしまいます。

 

我が子の変わりように

「こんなはずじゃなかった」

「子育て間違ったかしら」と

不安に思ったり、悩んだり、

戸惑ったりする

親御さんも多いようですが

本来、反抗期というのは

子供が成長した証です。

 

自分の頭で考えるようになり、

自分の足で大人への階段を

昇り始めた証拠なのですから、

そんな我が子を

喜ぶべきなのです。

 

反抗期特有の生意気な

態度をとる我が子に対して

感情的になってしまうのは、

もしかしたら、

親御さんの気持ちのどこかに

「自分の子供だから」

という思いが

あるからではないでしょうか。

 

たとえ我が子といえども

自分の分身ではありません。

違う魂を持ち

別の個性を持った

別の人間なのです。

 

頭では分かっていても

ついつい心の中で

我が子に自分を重ねて

考えていませんか?

 

このことをいつも

頭の片隅に置いておくと

反抗期の子供に対しても

冷静に対処できるかもしれません。

 

親業とは、

この世の後輩を育成する

素晴らしい機会ととらえ、

反抗期に入った我が子には、

この世の後輩の育成に

参加しているのだという

意識を持つことが

大事になってきます。

 

あなたは人生の先輩として

未来に羽ばたく人材に

智慧と経験を後輩に伝え、

その子の魂の個性を

引き出してやるのです。

 

そのことが

親の務めだと心得ましょう。

そして、

それがまた自らの魂修行にも

つながっていくのです。

 

では、また。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございます!

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