花粉症の方にとって、

2月は憂鬱な季節の始まりですね。

日本の国民病ともいわれる

花粉症に代表されるように

アレルギーを持つ人は

年々増加しているように思います。

 

かなり昔のことですが、

冬になるとアレルギーがひどくなり、

それが原因でいじめにも遭っているという

小学生のお嬢さんを連れて

相談に見られた女性がいらっしゃいました。

 

霊視をして見えた少女の前世は、

裕福な家庭で育ち、

子供の頃は与えられた食べ物も

好き嫌いをして粗末にしており、

そのまま感謝のできない心で

大人に成長してしまったようでした。

これが今世にも影響していて、

彼女に聞いてみたところ、

実際にかなり食べ物の好き嫌いが

激しいようでした。

 

これは食べ物だけに限りませんが、

好き嫌いや選り好みが激しく、

なおかつ感謝ができない人は

アレルギーが出やすいようです。

 

なぜそう言えるかというと、

私自身がそうだったからです。

 

西川も幼少の頃は

食べ物の好き嫌いも多く、

虚弱な霊的敏感体質で、

よく腕などにアレルギー症状が出ていました。

 

この霊的に敏感な体質というのは、

感じやすい心をしているということで、

それが肌にも表れてきます。

なぜなら、肌は

自分と外界を分ける部分にあるからで、

つまり、外との接点に弱いのです。

 

このような症状は、

あらゆるものに対する

感謝の気持ちを強めることで

対処できることがあります。

 

先にお話しした少女の場合は、

食べる前には必ず手を合わせて

野菜などすべての食材に感謝をすること、

そしてなるべく食材を粗末にさせないこと。

お母さんには、そうやって娘さんの中に

感謝の気持ちを植え付けていくことが

とても大事だとお話しました。

 

この世のものすべてには魂が宿っています。

それは動物だけではなく、

植物や鉱物に至るまで

すべてに命があり、

魂が宿っているのです。

それらのものは、利他行として

人に貢献しているということを

忘れてはいけません。

頂く側の感謝の心によって

報われるのです。

 

さらに、

感謝の気持ちを持つことは

自分を強くすることにも

直結しています。

たとえば、嫌いなものや人というのは

この世において自分を鍛えてくれている

とても尊い存在なのですが、

しかし、それに感謝ができる心境というのは、

心が強くならないと

なかなかできないことだからです。

 

他人や環境のせいにするのではなく、

自分の至らなさを反省して、

その思いを感謝の心に変えていくことで、

霊的な敏感体質を

ある程度克服していけると思います。

 

もちろん体質なので、

少し残るのは仕方がないことで、

うまく付き合っていく必要はありますが、

霊的な敏感体質ではないかと感じたら、

内面のケアもしてみることを

お勧めします。

 

では、また。