スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。
今日も前回に続いて
「覚醒」について
考えてみましょう。
「覚醒」とは、言い換えれば、
私たちがこの世で経験する
「洗脳」とも言うべき
さまざまな制約や
固定観念などから解放され、
本来の、生まれたばかりのような
純粋で無垢な魂の状態へと
戻っていく過程、
と言えるでしょう。
しかし、
この自己回帰のプロセスは、
決して単純なものではありません。
遡っていくと、
私たちには前世や過去世があり、
そこでのさまざまな
思い込みや心の傷などは
魂の記憶に深く残っていますから、
それが今世にも影響を与えています。
そこもまた
覚醒していかねばならない部分です。
つまり、覚醒の度合いを高め、
真の覚醒を達成するには、
過去世にまで遡り、
覚醒していく必要があるのです。
西川は
覚醒のプロセスには
いくつかの段階があると
考えています。
まず、「第一段階」として、
私たちは自己の執着や
思い込み、固定観念を手放し、
自己限定から解放され、
自己を受容していく
必要があります。
次に、「第二段階」として、
自分に対して愛を与えていくこと。
自己への愛と慈しみを育み、
自己の内なる輝きに
気づいていくような段階です。
そのようなことができたら
ようやく次に「第三段階」として、
宇宙との繋がりを
実感できるようになり、
ここから引き寄せなども
起こってきます。
多くの人が、
最初のステップを無視して
いきなり宇宙との繋がりや
引き寄せの法則に
焦点を当てがちですが、
実際には、
「第一段階」と「第二段階」である
自己受容と自己愛が
不可欠なのです。
これらの段階を省略してしまうと、
決して思ったような結果は
得られません。
地に足をつけながら、
1ステップずつきちんと踏んで、
着実に進んでいくことで
引き寄せたり、具現化したり
願いを叶えていくことができる
ということです。
宇宙の叡知と
呼ばれているものがありますが、
このようなことをしていく中で
本来、自分自身の中にある叡知が
開けてくるのです。
それがいわゆる
本格的な覚醒です。
そうなった人は
スピリチュアルカウンセリングの
セッション中にも
ありえない言葉が
どんどん出てくるようになります。
宇宙と勝手に繋がったものが
自動的に言語化されるように
なっていくのです。
宇宙の叡知と
自分の中で培ってきたものが
最適な形で出てくるようになる
そうなったらまさにそれは
プロの覚醒とも言うべき
真の覚醒となるわけです。
しかし、
そこまでの道のりで
もっとも重要なのは
自己受容という
第一段階です。
焦らず、一歩ずつ、
まずは自己受容、
そして自己愛を育みながら、
真の覚醒へと
向かっていきましょう。
では、また。