こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの西川隆光です。

前回に続く

お話になりますが、

たとえば、僕のところに

人が怖い、対人恐怖で

ご相談に見えた方がいたとしましょう。

 

しかし、

実はそれは対人恐怖とは別の

もっと違うところの傷が

そういう形で表れている場合もあって、

対人恐怖だけを直そうしても

実は難しかったりします。

 

そんな風に

心の問題は目に見えませし、

だいたい本人も自覚症状がないので、

そこが非常に難しいんです。

 

自覚症状があれば

処置は簡単になりますが、

漠然としていることのほうが

圧倒的に多いのです。

漠然と人が嫌いとか、

漠然と自己否定とか。

これは本人にとっても辛いことです。

 

ですので、前回申し上げたように

まずは全体を癒しながら、

エネルギーを入れて、

その漏れるところを探して

処置していくんですね。

 

その場所というのは

誰しもそうですが、

ひとつの魂の傾向として

弱い部分というのがあって、

そこに出やすいんです。

その部分に注意をしながら、

逆に今度はどこが強いのかという、

強い部分を発見していくんです。

 

メンタルとなると、

つい弱い部分をみてしまいがちですが、

弱い部分の処置をしながらも、

一番強い部分、その人の輝いている部分を

押し出していってあげる。

むしろそっちがメインだと思うんです。

 

出血しているのに運動するのは

ちょっと厳しいから、

まずは止血をして、それから

ちょっと動いてみる。

リハビリをしてみるということです。

まずは応急処置をしてから、

実践というところにもっていきます。

 

ベイビーステップといわれる

小さな成功体験でいいので、

それを積み重ねていけば、

それがだんだん記憶になっていく。

そこから、

記憶の上塗り、書き換えができれば

自信もついていきます。

 

このときに、僕はあまり

インに入らせないで、

アウトプットから始めるやり方をします。

だいたいそういう傾向の人は

自分をどんどん見つめていくと、

自分を否定しだすんです。

ですから、そうじゃなくて

アウトプットをさせる。

そして、

「できたよかったね」と、言ってあげる。

 

そのできるような状態にしてあげるのに

エネルギーワークを使います。

瞬間的にメンタルの力、

潜在意識の力をガッと出して

これだったらできるという状態に

してあげて、

そこで一歩を踏み出させます。

 

ここがやっぱり

スピリチュアルたる所以かなと思います。

瞬間的にエネルギーを上げることは

確かにできるんです。

しかし、持続するのは本人の意志です。

その意志の部分は、

それほど急には強くはならないから

そこは少しずつ

やっていくということですね。

 

では、また。