前回は、西川も

かつてよく行っていた

霊媒についての

話をしてきました。

 

ただ、

西川は霊能者として

働きはじめてから

10年ほどした頃を境に

霊媒の仕事は

ほとんどやらなくなりました。

 

霊媒はどちらかというと、

浮かばれてない霊とか

悪霊、悪魔、動物霊とか、

マイナスな霊のことに

その能力が使われがちです。

 

しかし、本来

霊媒の能力というのは

その人と守護霊との会話を

正確に伝えられるようなことに

使われるようになった方が

いいのではないかと思うんです。

 

実際に西川自身も、

悪霊相手の仕事をしていて

自分自身が面白くないと感じてきました。

そこで、49歳くらいまでに

スピリチュアルカウンセラーに

転向していきます。

 

そして、

僕が専門としてやり出したのは、

守護霊、あるいは指導霊との対話。

もしくは天使とか、

諸天善神と呼ばれている存在との

チャネリングです。

 

そうすると明らかに違いました。

邪霊・悪霊・悪魔を祓うのは

ある意味、真剣勝負ですし、

悪魔くらいになってくると

やはり怖いです。

そして陰気臭いですよね。

 

ですが、

守護霊、指導霊との対話

天使などとのチャネリングは、

かなり明るいですし、

アドバイスができるようになります。

 

考えてみてください。

浮かばれてない霊や

積極的に悪事を働く霊が、

その人に良きアドバイスなんて

するわけないですよね?

 

どちらかというとその人を

貶めようとしてやっているわけで、

それをいかに伝えるかとか、

いかにその影響を受けないように

してあげるかというのが

最初の霊媒師の仕事だとすれば、

スピリチュアルカウンセラーの仕事は

その人を一生懸命良くしようと思って

頑張ってくれている霊の

お話を伝えるという仕事だから

とても明るいわけです。

 

こうやって、闇から光に

仕事を切り替えたことによって

僕自身のやりがいというのも

とても高まりました。

 

実際、霊媒師をしていたときは

そんなにたくさん仕事を

していなかったと思います。

なにしろ、

悪霊や悪魔祓いの仕事では

こちらが疲弊してしまう部分もありました。

 

もちろん、お客様は

「とにかく、なんとかしてください」と

すがる思いでいらっしゃるような方々ですし、

必要な仕事だとは思っています。

 

しかし、スピリチュアルカウンセラーの

仕事をするようになってからの僕は

10年間で3万人とセッションをしました。

 

これは1か月に20日働くとして、

毎日朝から晩まで満席という状態で

仕事を続けてようやく達成できる数字です。

 

やはり闇を相手にする仕事から

光への仕事に切り替えたことで、

自分も光に満ちながら

エネルギッシュに仕事ができたことが

大きかったと思います。

 

では、また。

 

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