ネバーエンディング・ストーリー

10.06.03|カテゴリ:スピリチュアル読本|タグ:

昔、「ネバーエンディング・ストーリー」という映画がありました。




 

そこで、主人公のバスチアン少年は、ファンタージェンという夢の国を「虚無」の侵略から守る、というストーリーでした。




 

この映画をスピリチュアル風に理解してみると、結構現実に即した物語であることがわかります。




 

たとえば、夢の国を霊界と例えてみましょう。そして、虚無を人々の心から発せられる想念としましょう。




 

霊界にも天国と地獄があるように、この世にも「良い考え方」と「悪い考え方」があります。霊界もこの世の現実も、人々の思いという名の想念が、つくり出しているものだとしたら、どうでしょう?



 

今、虚無感からくる不登校や引篭もりという問題があります。あるいは、ウツといった心の病もあります。




 

それらのほとんどの原因はこの「虚無」だと私は感じています。




 

絶望や誹謗中傷、現実という世界を徹底的に叩き込まれることからの夢の喪失感、何のために生きているのかを見失うことからくる虚無感・・・



 

こうした虚無があの世にもこの世にも広がっています。




 

その結果、快楽主義や刹那的人生観、ニヒリズムやリアリズムなど、この世限りの発想からくる思想が蔓延してきます。




 

もう少し、ファンタージェンといったような夢の国を本気で信じないと、夢を描いているようでも、結局は現実的にお金を儲けたいとか、有名になりたいとか、好きに生きたいといった、といった目先の利になっていることが多いとも感じるのです。



 

要は、夢を描いたり、崇高な理念を持つことの大義名分を、うまく利用した自己啓発に過ぎなかったりすることが多いと思うのです。




 

もっと、あの映画のように、純粋に、素朴に、見返りを求めない心で夢や希望を語れる世の中にしていきたいと私は願っています。




 

多くの人の心に虚無感が広がっていくことによって、実は世の中全体の意思決定をマイナスな方へと手助けしていくことになるのです。



 

その結果、学校や職場でのいじめや、教師のモラル低下や、大人としてのモラルそのものも低下していくでしょう。




 

そして、子供たちがそんな大人たちを見て、よりいっそう、この世に生まれて来たことに絶望することになっていくのです。




 

心の中の世界はあの世の世界に通じています。




 

そして、心に思いしことの集合想念が、世の中全体の方向性をも決めていきます。




 

実は、そうして考えてみると、ひとりひとりがあの映画の少年のような主人公であるのです。




 

自分の人生を良くするも悪くするも、自分の心次第ですが、世の中を良くするか悪くするかも、一人ひとりの心の中の意思決定に掛かっている部分があるということです。




 

魂は永遠の生命である以上、物語は終わりません。まさしく、ネバーエンディングなストーリーなのです。


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